ショッピングセンターの建設
社長は、時代の趨勢を読んで、ただ反対しても無意味と考え、共生の道を探ることにして、反対者に条件闘争に切り換える方法を提案し、説得に当たりました。
・・・結局、ショッピングセンター内の食料品店は、「ニチエ」で経営することになりました。
飽食時代には、パイが限られているので、競争しても共倒れになる公算が大きいのです。
その場合、概して大が強いですが、必ずしもそうとは限らず、有利な仕入れと家族だけで経営しているパパママストアも意外に強いのです。
・・・やはり、共生の道を選び手を握ることが双方の利益になるならば、すすんで協力すべきだ、と小林社長は考えます。
ショッピングセンターの建設は、デベロッパーと称する土地所有者が、建物を自分で建て、「いずみ屋」に貸すという形式をとっています。
建物の設計および資金の貸与は、借り手が行ないます。