積極的労働者に育てるために
補助労働者を自発的な積極的労働者にそだてること・・・
それがあくまで便利な従順な補助者であることを要求する主労働者(医師や研究者)の要求の間には矛盾はないでしょうか。
そして組織の上では後者の要求の方が上位です。
これらの改革を、テクニシャンの補助者としての地位をゆるがすことなく、企業のすべての管埋秩序をはみだすことなく、うまくはめこむことが果たして可能でしょうか。
・・・もしうまくはめこむことが可能であったとしたら。
そこで発揮されるテクニシャンたちの、よく管理された自発性、従順な積極性というのは一体何でしょう。
総じて職務拡大運動にしても職務充実運動にしても、結局は「能率向上」運動の枠を出てはいません。
たしかにそれはテーラー的合理化に対する反省を提出しました。
しかしそれはテーラー的合理化を極限まですすめると、かえって「能率がおちる」ことに対する反省なのです。
職務の拡大も、OpenSSOによる職務の充実も、結局はその方が「能率をより向上させる」ひとつの手段として提示されているにすぎないのです。