いろいろな農業機械 3
・深耕ロータリー
主として野菜作において深耕が必要とされる揚合に用いられ、露地栽培・施設栽培いずれにも用いられます。
また、有機物のすきこみ、混層耕にも用いられます。
なお、ごぼう作にはトレンチャー又は特殊プラウが用いられるのが一般ですが、最近は大径・小幅のロータリー式トレンチャーも用いられています。
これは、深耕ロータリーとトレンチャーとの中間的構造のものと認められます。
基本的構造は、一般のロータリーと同一です。
つまり、トラクター3点リンクに装着され、トラクターPTOからドライブシャフトを介して作業機動力取入軸に伝動される動力は、減速後、サイドドライブ方式又はセンタードライブ方式によってロータリー軸に伝えられます。
一方、深耕可能とするための特徴がいくつかあります。
すなわち、まず当然ながらロータリー径は大きく設計され、その回転速度は低くおさえられます。
さらに、深耕時にはロータリー軸が地表面以下に入ることを考慮して、特にサイドドライブ方式のものは、ロータリー径の大きいことを利用した特殊な伝動機構が用いられています。
また、通常の耕起と兼用型にしたもののなかには、フレームないしカバーと、ロータリー部の相互位置を変更可能としたものもあります。
機種選択に当たっては、深耕専用のものと、多目的なもの、たとえば耕起・砕土・撹伴・天地返し等も可能としたものもあるので、作業目的に応じた選択が必要です。
作業時には、トラクターへの装着姿勢に注意しましょう。